2024.03.25
2024.03.05
ひぐっつぁん（故・樋口宗孝氏。僕のドラムの師匠でもある）がLAZYで東京に出てきて、ラウドネスを始める直前あたりから友人関係にある方達と飲んできました。
松居さんと今井さん。
僕がひぐっつぁんのローディになってすぐに知り合っているのでかれこれ26年くらいのお付き合いになりますが、お二人は40年ほど前にひぐっつぁんと知り合っているのですね〜！
出会いの経緯は、お二人のサークルの先輩（Kさん）が当時赤坂にあったのディスコ「ビブロス」でひぐっつぁんと知り合って、この先輩がひぐっつぁんの家に今度遊びに来ないかと誘われたらしいのです。
で、この先輩（Kさん）が一人で行くのもなんだからと松居さんを誘ったらしいのですが、その松居さんが「今井は車を持っているから」という理由で今井さんも誘って、3人で樋口宅に遊びに行ったのが始まり。
当時のひぐっつぁんの家には、聖闘士星矢の主題歌でお馴染み「MAKE-UP」のメンバーや、現在「オサムメタル」などで活躍しているドラマー「藤井修」さんなどが出入り（住んでいた？）していて、大変にぎやかだったのだとか。
オンデコという居酒屋でさんざん飲んだ話や、ひぐっつぁんと麻雀をやりたおしていた話、青学の学祭にひぐっつぁんを連れて行った話など若き日の樋口宗孝の話がてんこ盛り。
松居さんはドラムをやっていて、当時ひぐっつぁんにフラムやパラディドルなどを初めて教えてもらったらしいのです。
いまは当たり前かもしれないけど、当時は情報があまりにないので「パラディドルってなに？」という感じで「これがプロか！」と非常に驚いたのだとか。
また、練習パッドで松居さんが叩いたときに、このように言われたと。
「そんなに強く握ったらあかん。強く握ったら速く叩けんへんやろ。ふわっと握るんや」
当時ひぐっつぁん20歳か21歳くらい。
やっぱり「脱力」というワードこそ出て来ないかもですが、力んだらドラムを上手く叩けないということが分かっていたんですねえ。
若い頃なんて力任せて、筋肉でなんとかしようと思いがちなんですけどね。
「歌謡曲なんてすぐ出来る」と思ってデビューしてからやってみたら全然出来なかった、とインタビューで発言してますので、脱力が重要とわかりつつ、ラウドネスの楽曲ではパワフルに叩き続け、自分のスタイルを確立して行ったのだとも思います。
いやあ、やはりすごい人だ！
松居さん、今井さん、また飲みましょう〜(^o^)
で、備忘録的にこの飲み会での話をかいておきます。
【横尾忠則氏が関わるヤマハのドラムセット】
現代の大美術家「横尾忠則」さんがシェルに絵を書いてくださったヤマハのドラムセットがあって、それを松居さんが引き取ったらしいのです。
でも置き場に困り5年後にひぐっつぁんに戻したのだとか。その後このドラムセットの行方は・・・。
もし松居さんが頑張って持っていたらひと財産ですね。
ひぐっつぁんが使ってて、さらに横尾忠則さんですよ！
すごい！！
今どこにあるのだろう・・・
【ヒューイ・ルイスに感謝されたひぐっつぁん】
第2期ラウドネスが東京ドームでのカウントダウンライブに出演したのですが、これはスティーヴ・スティーヴンス・アトミック・プレイボーイズがドタキャンしたため急遽ラウドネスに白羽の矢が立ったのです。
このときのトリがヒューイ・ルイスで、「突然のオファーに応えてくれてラウドネス、本当にありがとう」とリーダーのひぐっつぁんがお礼を直接打ち上げの場（ドームの中）で言われたのだとか。
これはこのとき一緒にいた今井さん談。
【麻雀は弱かったひぐっつぁん】
MAKE-UPのメンバーと一緒に住んでいたころ、麻雀がすごく好きだったひぐっつぁんは、今井さんや松居さんと良く麻雀をしていたそうです。
樋口宅で麻雀をしていて、いつも日本酒を飲みながらやっていたのだとか。
好きな割にひぐっつぁんは今井さんに勝てず、いつも負けていたらしいです。
珍しいですね、ひぐっつぁんが負けるとは。
でも、麻雀の勝ち分はゴルフで全部取り返されたとのこと（笑）
もっといっぱいあったのだけど、お酒が入っていたので忘れてしまったわｗ
また更新します！
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