2024.05.03
肩が痛くて全く動かせない!
五十肩の痛みは突然襲ってくるので、普段からのケアが重要です。
腕を動かせる範囲がめっちゃ狭くなってしまった某超有名ベーシストさんは、本当に大変そうでしたよ。
「腕」は「肩甲骨」についていますが、非常に浅いくぼみに接していて非常に外れやすくなっています。
これを支えているのは筋肉なのですが、まるで五本の指で上腕骨頭を掴んで、腕を釣り上げているような感じです。
この「不安定さ」は腕の自由度を高めるための代償なのですが、腕を自由に動かすにはその土台が最も重要です。
土台のメインは「肩甲骨」ということになりますが、この肩甲骨も背中に固定されているわけではなく、鎖骨がつっかえ棒のように支えているだけです。
鎖骨と言ったって身体の前のほうにあるものですから、やはり肩甲骨も様々な筋肉の力で固定されているのです。
腕に関することなので肩の筋肉が注目されがちですが「広背筋」という筋肉が非常に重要です。
広背筋は腰(骨盤)・背骨・肩甲骨の下の方から始まり、二の腕の裏っかわ辺りに終わります。
腕を支える土台は、肩甲骨から広背筋が繋ぐ腰まで、という事になります。
いいえ、むしろこの腰が重要なのです。
そうです、腰が痛ければ腕も動きませんよね。
腰に痛みがなくても、腰の動きが悪く土台としての機能が発揮できていなければ、腕は自由に動きません。
動いたとしても、姿勢を悪くして動かすような「代償性」の動きになってしまうのです。
腰という字は「月」と「要」。
「月」とは「肉」のことです。
そしてその傍らにあるのが「要」。
「かなめ」ですよ!
腰が悪かったらやがて五十肩になり、腰、肩が痛み姿勢が悪ければ、膝(ひざ)が痛くなってきますよ。
40歳で腰が悪い、腰が痛いから上半身(腕)を動かすのがおっくうで五十肩に、それは60歳になると膝の痛みに繋がり、もしかしたら歩けなくなるかもしれません!
こんなことになる前に、セルフケア。
まず伸びをすること。
「腕を大きく上げる」という行為を最近やってますか〜?
そして「腰割り」をしてください。
ちなみに四十肩も五十肩も同じ意味で、医学的には「肩関節周囲炎」と言われ、その発症原因は完全には解明されていません。
原因が解明されていないとはいえ、肩を動かす頻度が少なくなってくる年齢に頻発するため、普段から肩・腕、そして腰を動かしていたほうが良いでしょう。
元気に毎日生活する。
それが幸せってもんです。
そしてそれは「美容・小顔」に大きくつながっていきますよ!
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