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【風邪対策】手の太陰肺経を見てみよう「列欠穴」

2020.01.08 カテゴリー:ボーカリストの為の鍼灸  下痢 喉の痛み、違和感 

 

風邪が流行ってます。

 

東洋医学だと風邪のような症状の場合「肺経」のツボを使うことが多いです。

 

風邪もいろんなタイプがあって、一概に言えないのですが今回は代表的なものを。

 

でも、鍼灸師としてこれだけは言っておきたい。

 

「手の太陰肺経」を説明するとき、「肺経の脈は中焦(大まかに胃腸系のこと)から起こり、下って大腸に連絡し返ってきて胃の上口に沿って横隔膜を貫き肺に属す

 

とあります。

 

つまり、胃腸大事!

 

なので風邪のとき実際の臨床では胃腸系のツボをよく使います、今回は押しやすい肺経のツボですけど。

 

 

この写真を見てください。

 

 

手の太陰肺経は鎖骨の下あたりのツボ「中府」から始まって腕を通り前腕、親指に終わります。
風邪の症状、状態、によって使うツボが違いますが、僕が最も使うのは「列欠」ですね。
風邪の諸症状に効き、大腸ともつながっております。

 

手首のシワから親指の横幅よりちょっと大きく肘の方に向かい、若干横にそれたところで橈骨茎状突起という骨の上にありますが、写真を参考にしてだいたいのところで良いと思います。

 

ここのお灸、もしくは親指で優しくモミモミしてあげれば、咳や鼻詰まり、痰、さらには下痢や腹痛などにも効果あり(と、言われております)。

 

作用機序やツボを合わせて使うなど細かい理論があるんですが、まずはツボに触れていただくことが大事かと。

 

列欠だけでなく、親指の先のツボ「少商」を意識して爪もみをしていただくのも良いですね、簡単だし。

 

また、熱があるときは「尺沢」を使ったりしますが、まあこのへんで(笑)

 

お試しください♪

 

あ、ボーカルの方がライブ直前に喉がおかしくなったときなどにも使います〜

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