僕も鍼灸師になる前、痩せるツボの存在を信じていました。

 

で、どうなの?

 

「痩せるツボ」で検索するとたくさん出てきます。

 

なになに?

〇〇のツボは代謝を上げる

〇〇のツボは脂肪を燃焼させる

〇〇のツボは基礎代謝を上げ痩せ体質になる

 

いやあ、スゴイこと書いてありますよ!

「このツボは脂肪を燃焼させる」とか断定してますけど、この人どうやって調べたんですかね?(笑)

 

 

「ツボで痩せる」という言葉からイメージする条件は下記だと思います。

●生活習慣は今までと変えないでツボだけで痩せる

 

 

鍼灸師ですしツボの力を信じていますが、この条件下で体感出来るレベルで痩せるのは無理だと思います。

 

夢がなくてスミマセン!

 

 

でも「数ヶ月レベルで体質を変えていく」のであれば可能性はあると思います。

 

実際、鍼灸で何十年もあった頭痛や生理痛がなくなったり浮腫が取れたりするのですから、身体に何かしらの変化が起きていることは間違いありませんし。

 

東洋医学(中医学)を深く勉強すると「このツボはこの症状に効く」と言うのがスゴく嫌になってくるんですよ。

 

本来はその人の体質を診て「現状どうなのか」「何が原因なのか」「脈は?舌は?」と総合的に評価しツボを決めるんです。

ツボは1つだけでなくて数個合わせて使うことの方が多いですし(僕の場合)。

 

「特効穴」というのはあるにはあります、便秘には「支溝」「大横」「右大巨」とかね。

しかしこれらも「程度の軽いものには即効性がありますよ」が僕的印象です。

 

 

じゃあ、痩せるツボはないのか?

 

「痩せ」を望むほとんどに方に言えるのは「食べ過ぎ」でしょう。

 

食欲を抑えるという表現はあまりしたくないですけど「食欲を本来の程度に戻す」というイメージなら、第一選択のツボがあります。

 

 

豊隆(ほうりゅう)

 

 

 

 

「膝下外側の凹み」から「足首の真ん中」まで線を引いてちょうど真ん中、そこから親指の幅だけ外側にあります。

説明すると分かりづらいですけが、まあ、写真のようにスネの中心からちょっと外側にあると思ってください。

 

 

豊隆は足の陽明胃経の絡穴で胃腸全般の要「脾経」とつながっています。

 

東洋医学だと過剰な食欲は「胃が燃えている」状態なのですが、これを抑える第一選択として僕なら胃経の豊隆を使います。

 

なぜ胃が燃えているか、という謎解きでまた使うツボが変わっていくのですが、一つ選べというならば豊隆で良いでしょう。

 

余計な水分を取ってくれるツボとしても有名です。

 

ここを親指で指圧してみてください。

 

そうですね、どうせ押すなら「豊隆を押したので食欲が治まるはずだ」と念じながら押すのが良いでしょう。

 

自分に暗示をかけるのです。

 

30回ほど、ゆっくり痛気持ち良いくらいで押していただければ。

 

 

ちょっとツボへの幻想が消えてしまったかもしれませんが、足へのアプローチは身体全体の血流改善にも繋がりますし、試して見る価値はあると思います。

 

 

お試しください♪