腰痛に続いて、いや当院では同じくらいの頻度でありますね。

 

 

首の痛み

 

 

寝違いで首を後ろに倒せなかったり、一定期間後、振り向けても「首を後ろに倒す」という動作だけ痛みが残ったりするときがあります。

 

 

そんな時に使うツボがあるのです。

 

 

 

後渓(こうけい)

 

この辺です。

小指の付け根の出っ張りを手首側に降りてすぐの凹んだところ。手の平と手の甲の境目。

自分で押すときはこんな感じでコレでもか!!って強く押します。

 


後渓は「手の太陽小腸経」に属すと同時に背中の中心を通る「督脈」とも通じています。

 

小腸経の流れ。『国試黒本」鍼灸あマ指師編・下巻』より

督脈の流れ。『国試黒本」鍼灸あマ指師編・下巻』より。 いまだに黒本を良く手に取ってます。


なので首の後ろの痛みにも効くことになっているのですが、西洋医学・解剖学的には1ミリもつながっていません、見ればわかると思いますが。

 

 

本当に不思議です。

 

 

フェイスブック上でつながりのある友人にも当院に来ていていただき、この「後渓」に刺してその場で痛みを止めています。

 

 

なぜか止まるのです。

 

 

理屈じゃないのです。

 

 

鍼を後渓に刺し、特殊な手技を加えると「ズーン」とした重だるさ(「響き」といいます)があり、その刺激が手首から腕の上方に登っていくような感覚を受けます。

 

この状態で

 

「首を後ろに倒してください」

 

と伝え、倒してもらうと、

 

 

 

「ああ、倒せる、痛くない!!」

 

 

 

 

となります。

 

 

 

僕も鍼灸師でありながら不思議に思いますね。

 

 

さすが3千年以上前からすたれずに残っている医療。

 

 

どうしても病院では治らなかった時、鍼灸治療は大きな力を発揮してくれますよ。

 

 

西洋・東洋、どちらが優れているということではないのです。

 

 

万能な治療法というものは存在しません。

 

 

ちなみに僕は友人に直接相談されるとまず聞くことがあります。

 

 

それは、

 

 

 

「病院にいったのか?」

 

 

 

です。

 

 

まず病院に行け、と。

 

 

なんらかの理由で治らない場合はうちに来いと言っています。

 

 

それで良いのです。

 

 

 

人間はまだまだ未解明なところが多くありますよね。

 

 

昔の人は、現代人が知らない何かを、知っていたのかもしれません。