2024.03.25
目の下のたるみ。
年齢を重ねるとどうしても出てきてしまいます。
しかし、原因はわかっているのです。
とすると対処のしようもあるということです。
目の下のたるみの原因は、老化現象としての「目が開きにくさ」が大本となり、目の周りの皮膚のたるみや靭帯のゆるみを助長し、それらが悪循環をおこし「ゆるみ」が悪化していきます。
すると上瞼(うわまぶた)とともに目がくぼんでいきます。
上瞼が後退する代わりに、眼球を保護する脂肪が下側に押し出されます。
そうです。
たるみの原因は脂肪なのです。
脂肪を押し戻せば目の下のタルミは無くなります。
これ以上悪化させないために、そして押し戻すために鍛えなければならない筋肉があります。
上眼瞼挙筋です。
額に手を当てて、前頭筋を使ってないことを確認しつつ(おでこにシワを寄せない)、上の瞼だけを使って目を開くようにしてみてください。
これが正しい目の開き方で、上眼瞼挙筋を使っている状態です。
眉毛をあげるように目を開くと、前頭筋を使う「代償的な運動」になり、タルミやシワが増えていくので注意。
そして、上眼瞼挙筋のトレーニング中、目の下のタルミを指で軽く抑えるとやや硬くなっているのが分かると思います。
これは目の下のタルミ(脂肪)を押さえつける「眼輪筋」の働きです。
上瞼を上手く使うことで、眼輪筋も一緒に鍛えられているのです。
このように目の周りにある筋肉を効率よく鍛えて、タルミを解消しましょう。
ちょっと疲れるけど、がんばってください!