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鍼灸院ブログ

二井原師匠の鍼のお話

2017.02.16 カテゴリー:村上鍼灸院について (番外)音楽のこと 院長のたわごと 

 

以前の記事で「LOUDNESSのライブへ(メンバーのメンテナンスに)」というのがありましたが、この時二井原さんからアメリカでの貴重な(?)お話を聞かせてもらっていたので、忘れる前に残しておきます。

 

 

僕が二井原さんにマッサージをしていたとき、突如発言したその言葉。

 

 

「昔ロスアンゼルスで調子悪くなったとき、鍼打ってもらったことあるんよ」

 

 

 

 

まじっすか!

 

 

 

もう興味津々です、僕。

 

 

 

当時、二井原さんは20代半ば、年齢も若く「限界まで遊ぶ」というのが基本。

 

 

ロスアンゼルスにある「レインボー」というクラブなど、夜な夜な遊んでいたらしいのですが、やはり限界は来るもので、めちゃめちゃ体調が悪くなったらしいのです。

 

 

ライブが控えていたのに、この体調不良、どうしたものかと現地のスタッフが呼んだのが、何故かロスアンゼルス在住の

 

中国人鍼灸師

 

だったそうです。

 

 

当時は80年代の半ば、中国人と日本人の文化の違いなんて分からんかったのやろな、というのが二井原さん談。

 

 

アメリカ人スタッフの気の利かせ方が、アジア人だったら「鍼だろ」的なw

 

 

乱暴ww

 

 

ということで人生初の鍼はアメリカで受けたらしいです。

 

 

 

「ココここ、ここんとこに鍼刺されてうぎゃ〜、なったで!」

 

 

と二井原さんが指差した場所は、

 

 

足の厥陰肝経の経金穴「中封」、そしてこれも足の厥陰肝経の郄穴「中都」。

 

 

chuto

NTS「ツボ単」より参照

 

 

 

 

 


 

 

 

 

で、気になるのはその効果。

 

 

 

 

鍼灸師としては「劇的に効いてライブバッチリやったで!」という答えを期待していたのですが、

 

 

 

 

 

 

「痛かったこと以外覚えてへん」

 

 

 

 

 

ああ・・・w

 

 

 

まあ、30年くらい前の話ですから、そりゃそうです。

 

 

 

 

ちなみにこの「中都」や「中封」は、肝経の重要な経穴です。

 

急性症状に使ったりもしますし、血や気(特に血)が滞っていると時にも使います。

 

また、単純にお酒の飲み過ぎなので肝機能の回復も狙ったのかもしれません。

 

とにかくこの2つのツボが特に痛かったとのこと。

 

かなりやんちゃな時期だったでしょうから、相当身体に負担がかかっていたんでしょうね。

 

 

 

いや〜しかし「鍼のおかげで絶好調になったわ!」となれば上手く治まったのですが、そうはいきませんでしたね(笑)

 

 

でも、鍼効きますよ、僕は信じてます♪

 

 

 

以上、覚書でした〜!

 

niihara

僕は痛くしません〜(^o^)

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