2024.03.25
最近、顎関節症のお問い合わせが増えてきました。
原因はネットで調べればいくつも出てきます。
どれも「ごもっとも」ということばかりです。
確かにそうなんですけど、鍼灸師としてどうするか?
まず、顎関節症と向きあう中で一番最初に考えるのは、
どうやって痛みを取るか?
です。
私が患者だったら、
やり方はどうでも良いからとりあえず痛みをなんとかしてくれ!
と思うからです。
なぜ痛みが出るのか?
大きく分けて2種類。
1.今、まさに痛い所はなぜ痛いのか?(結果)
2.痛くなってしまった原因はなにか?(原因)
です。
ですので、まず「1」のまさに今痛いところを、今取り除いてやらねばなりません。
痛いところは「顎関節」、しかしアゴを動かすと痛いのですから、痛みの元はアゴを動かす「筋肉」と仮定できます。
筋肉の拘縮(コリ)を取る
↓
アゴが動かしやすくなる
↓
関節にも筋肉にも神経は圧迫されない
↓
痛みが取れる
という考えのもと治療しています。
そこで顎関節に関係してくる筋肉の「咀嚼筋群」「開口筋群」に鍼を刺してきます。
筋肉を緩めると痛みが取れる、という考えなので、美容鍼と同じく口腔内マッサージを行うことによってさらに効果が高まります。
表情筋が硬いとアゴの動きが悪くなるのは想像に容易いはずです。
小顔目的で来た方の顎関節症が治まった理由はこれです。
顎関節症で来た方に対して私は、
アゴに関わる筋肉を緩める
という手法を使っています。
「顎関節の歪みを取る」「関節や関節円板、関節包にアプローチ」「靭帯がどうたら〜」
など、大それたことは言いません。
単純明快に治療していきます。
もちろんこれだけで全てが片付くわけではありません。
なぜアゴ周りの筋肉が凝り固まってしまったのか?
つまり
「2.痛くなってしまった原因はなにか?」
これを考えないとまた痛みが出るでしょう。
これも大きく2つに分かれます。
姿勢とメンタル
です。
これについては次回!
土日も営業しております
▼ご予約・お問い合せは
今すぐコチラから!
↓↓↓
090-4628-8253
予約フォーム